初めて生の棗(ナツメ)を食す

実家のお向かいさんは、中国にルーツを持つ方です。

お庭には牡丹、枸杞(クコ)、山査子(サンザシ)、そして今回記事にした棗(ナツメ)が植えられていて、生まれ育った環境はその後の人生に影響を与えるのだと感じます。

 

私はこの土曜日まで、お向かいの敷地内にナツメがあることに気付いていませんでした。

梨のおすそ分けに伺ったところ、代わりにナツメを持っていきなよ~と目の前の木から収穫してくれた時、実家の窓からいつも見えていた木がナツメだったと知りました。

 

ナツメの木

 

プライバシーの関係で全体の撮影は出来ないため、木の一部の写真です。

幹の太さは10cmないですが、高さは2Fベランダの上部に届いているため、4m弱はあると思います。

 

ナツメの木に実がなっています

 

乾燥ナツメは漢方薬では大棗(たいそう)と呼ばれ、冷え性解消や貧血予防に良いとされます。※1

漢方薬局で血虚と診断された私は、補血のためにナツメ茶を飲んでいた時がありました。

ほんのり甘くとても美味しかった記憶がありますが、国産のものは決してお手頃価格ではなく、次第に飲まなくなりました。

 

身近に感じてこなかったナツメが家の前で育っていたことに驚きましたが(実家は関東です)、日本全国どこでも育つそうです。

nae-ya.com

 

そして、乾燥ナツメしか見たことがなかったので、生で食べることにも驚きました。

 

ナツメの実

ナツメの実です。1番左の子を切ってみます。

 

ナツメの実

包丁で切りました。種が固くて切れませんでした。

実は少しサクサクした触感で、固めのリンゴ。味は、甘味のうすいリンゴ。

 

ナツメの実

乾燥ナツメを種の隣に置いてみました。

 

この乾燥ナツメ、実家のリビングテーブルの上に「生のナツメを置いておいたら、腐らずに乾燥した」ようです。

普通、フルーツは放置しておくと腐りますよね?

そんなに簡単にドライフルーツって出来ますかね?

 

ハテナだらけなので、もらって帰ってきた生のナツメ2個で実験中です。

後日結果をシェアします。

 

2024年9月9日のナツメ

 

お向かいさんによると、ナツメは秋に落葉するため、落ち葉の掃除が大変だそうです。

背も高くなるし、広い敷地向けの果樹ですね。

 

秋に実家に帰る機会があれば、紅葉の様子も観察してみたいです。

 

 

※1 過ぎたるは及ばざるがごとしです。特に高血圧の方は摂取量に注意が必要です。