2004年の晩秋だったと記憶しています。
父親が「投資信託」なるものに投資すると聞いた時、何だそのあやしげなものはと思いました。
かなり批判的な姿勢であった私はおそらく無理やり父親に同行し、銀行で仕組みの説明を受けました。
銀行の担当者が勧めてきた銘柄は、グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)。
グロソブという名前で知られ、長く投資をしている方ならご存知ですね。
グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型) | 投資信託なら三菱UFJアセットマネジメント
2004年当時、すでに毎月の配当が60円から40円になっていました。
今の私なら突っ込むけれど、当時はスルーしたようです。
父親は話を聞いた都市銀行で、私はソニー銀行でグローバル・ソブリンを購入しました。
私が3年半にわたって投資した頃は配当金が40円で、その後30円になっておかしいと思ったのか、購入をストップしたようです。
「ようです」って自分のことなのですが、もう昔のことなので全くおぼえていないんですよね。
数年で解約して別銘柄に投資した父親を見て、銀行の担当者の成績に貢献しちゃって、と思いましたが、早めの解約は正解でしたね。
今思えば、配当金が30円になった段階だったのかもしれません。
配当金はその後も下降の一途をたどり、今は5円となってしまいました。
こちらは古い記事ですが、調べると色々と出てきます。
ようやく解約したグローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)ですが、その結果はと言うと。
投資した金額は100万円で配当金は全額再投資していたため、昨年の8月以降に数回に分けて解約した合計額は1,367,015円でした。
複利周期を1年とすると税引前が年利1.58%、配当金にかかる税金も含めた税引後が1.31%でした。
現在の基準価額は購入時より下がっているのですが、基準価額が下がっても配当を再投資にしていたことで、もともとの購入時よりは多い口数を購入出来ていたと考えられるのでしょうか。
でも再投資分が714,610円なので、配当金を受取にしていたら、解約時に戻って来たのはマイナスですよね。
確かソニー銀行は昔は配当金を受取に出来なかったので、そのままにしておいただけなのですが。
グローバル・ソブリン・オープンを放置したことを反省し、放置出来た環境に感謝して、今年はちゃんと運用していきます。